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角田市農業振興公社  〒981-1505 宮城県角田市角田字大坊41
角田農業振興公社
 

平成27年度塾生の声!!

今回土の塾では初日に四方山、堆肥場、専業農家の方々だけで設立したアグリットという直売所などの角田市の観光場所を見学させて頂きました。
特にアグリットという場所は全ての施設が農家の方々の協力によって設立されさらに運営までされていることに驚きました。
農家の方々の農作物を売るだけではなく角田産の梅等をジャムに加工して販売をする六次産業までも行っていることにさらに驚きです。
私がお世話になった農家さんは主にトマトをやられている方でただ収穫時期が過ぎてしまいトマトの収穫は出来なかったのですが、ニンジンやキャベツ等の種蒔きや苗植え作業をさせていただきました。
農作業をした事がない私にはとても辛い体勢での作業だったのでこんなに大変で細かい作業をしないと農作物は作れないことを改めて思いました。


私は梨農家さんのお宅にお邪魔させていただきました。
梨と言っても色んな品種がありますがお世話になった農家さんは主に幸水という品種やってる農家さんです。私は前から日本の果物は世界に通用すると思っていたので今回の土の塾で果樹農家さんを希望させていただきました。
果樹農家さんから色々話を聞いたり、土の塾の塾長の話を聞いたりとても普段の生活では出来ない様々な話や体験が出来ました。
この体験を今後に活かせていけたらいいと思います。


今回私がお世話になった農家さんは数十年前に他県から角田に来て新規就農で野菜を中心に行っている方でした。私は農家の方は地元出身の方がやっていると思っていました。
ただこの方も東日本大震災の被害者であることも分かりました。
人的被害とか建物が崩壊したとかじゃなく農家としての被害者である。
この方だけではなく角田市で農業を行ってる方々皆さんです。
今まで独自で卸していた所からは仕入れがストップされるという被害、今ではそれに負けないぐらいの意気込みで野菜を作ってるという現実。
例年より売り上げも数百万程減り関東の方では角田産の野菜は全滅という事も話してくれました。こういう現実問題を私たちが何とかできればと思いました。