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角田市農業振興公社  〒981-1505 宮城県角田市角田字大坊41
角田農業振興公社
 

令和元年度塾生の声 ~あぶくま農学校「土の塾」~

※このページは、土の塾の参加を迷っている方や土の塾ってどのような研修なんだろうと思っている方のために、前年の開催までに参加頂いた塾生の感想などを掲載したページです。このページをぜひ参考にしていただき、多くの方々の塾生の参加をお待ちしています。

 あぶくま農学校土の塾に参加し、いろいろな体験をさせてもらいました。
1日目は、新坂津田揚水機場と江尻排水機場の見学に行きました。自分は、揚水機場というものを知らず、河川からポンプにより農業用水を受益地へ安定的に供給することを目的に設置されている施設ということを聞き驚きました。なぜなら普通は山から水をひくため、このような施設は必要ないからです。でもこの施設が必要なのは、角田の地域が低いからでした。これを通して、農業というのはその土地にあったやり方でなければうまくいかないということを学びました。
2日目は、ホームステイ先の畑で作業を手伝いました。この日の作業は、春菊とスナップエンドウの種植えを主にやりました。この作業は、とても地味で単純な作業なのですが、数が多く自分が今まで思っていたものとは違う農業の大変さを知りました。
3日目は、機械を使い、いくつかの農作業をしました。最初に行ったのが、管理機という機械を使い、ブロッコリーの畑を耕すということをしました。僕自身、管理機または耕耘機という機械を見たことはあったのですが、手に触れたことがなかったので、上手く出来るようになるまで大変でした。しかし、上手くなってしまえば、とても便利で効率の良い機械だなと思いました。この作業を人間の手で行っていた時代があったと考えると農業にとって機械化は欠かせないものなのだと改めて感じました。次に行った作業は、カボチャを収穫し終わって雑草が生い茂ってしまった畑を自走式草刈機という機械を使いきれいにしました。これもまたとても便利な機械で人がやったら1日くらいかかってしまいそうなものを1時間で終わらせることが出来ました。 
 このようなことを踏まえると今、担い手が数少なくなってしまっている農業の世界に大農といわれる大規模農業は、これからは避けて通れない道なのではないかと感じました。全てを通じて普段できない体験をし、良い経験になったと思いました。 


 今回、東京農大の実習として、宮城県角田市の「土の塾」に参加させていただいた。 初日は、江尻排水機場、新坂津田揚水機場、舘島田生産組合を案内して頂いた。揚水機場は河川からポンプにより、農業用水を受益地へ安定的に供給することを目的として設置された施設であることを知った。角田の特徴として、水田が河川(阿武隈川)よりも下にあるという点があり、これは他とは大きく違う点でもあった。また、舘島田生産組合ではネギの機械化を主に教わった。法人化をすることにより、経営状況の把握や各関係機関とのつながりが強まるなど、事業導入による事業効果の上昇、そして組合の成長がデータとなって現れていた。また、ネギまつりでは地域の人以外にも参加者が来て盛況だったことを知った。
 
 2日目以降はホームステイをさせていただき農作業を行った。農業について座学で得ることのできない貴重な経験をさせていただいた。ビニールハウス内での作業では、風が入らず、サウナのような状態であった。熱中症などにならないよう自分の体の限界を理解し、一歩手前で休憩することが大事であると教わった。農作業のことだけではなく、角田市の魅力や宮城の魅力なども教えていただいた。また、食事面では地域の食べ物なども食べさせていただいた。今回の実習を通じて、角田の農家の方々の農業に対する考えも詳しく教えていただいた。農家の方々が抱く共通理念として「内発性」という言葉があった。やらされる農業、他の顔を見て行う農業は駄目であり、利益を目的として動くことも大事であるが、1番大事なところは、自分が好きで農業をするということであるということであった。
  また、角田に限らずではあるが、後継者問題も大きな課題であるということを改めて知った。これは避けて通れない問題であるかもしれないが、外国人労働者を受け入れる第3者を雇うなどといったお話も出てきた。その中で角田市が取り組む「土の塾」は、角田市の農業について第3者が考えることができる貴重な取り組みであり、先も見据えた活動であると感じた。今回、この「土の塾」に参加させて頂いたことは、とても良い経験となった。角田の魅力、農業の魅力を肌で感じることができた。 

 私は、両親がともに非農家でこれまで農業に関わることが無かったので、土の塾での体験がとても刺激に満ちていました。農作業初日は、牛舎の掃除を午前中していました。落ちている草をどけたり、牛にとって害になるくもの巣とくもの処分が中心でした。特に大変だったのが、くもの巣の除去でした。屋根などの高いところにあったり、とても大きな巣になっていたり、少し足踏みしてしまいました。 
 午後からは、ビニールハウス周辺の草刈りをモアの練習もかねて行いました。最初は機械なので、簡単に作業を進められると思いきや、方向を変える時にかなり力を入れて動かさないといけなかったり、ゆれる中でずっとレバーを握っているのもかなり力が必要でした。 
 また、その日は牛の品質評価に付き添いで参加させていただきました。体の大きい牛を一頭一頭引っ張ってコンテナに乗せていくのは、見ているだけでも難しそうな作業だとわかります。会場では牛が一頭逃げそうになるアクシデントが発生したりしましたが、皆さん冷静に牛を囲んで逃がさないようにしながら、距離を詰め、牛を捕らえていたのが、記憶に強く残っています。その後は、特に大きな事件も無く品質評価は終わりました。牛の証明書には人間の指紋の様に鼻から鼻紋を取るという事を知りました。
 次の日には、田んぼのあぜ道の草刈りをしました。田んぼのあぜ道は狭くビニールハウス周辺の草刈りとは違う難しさがありました。また道になっている土の部分が柔らかくなっている部分があり、そこではモアのタイヤが埋まって進めなくなったりするなど自分はまだまだだなと痛感しました。この土の塾で私は農作業をいうのは単純な作業を毎日続けていくものだと思っていましたが、実際はまったく違いました。一つの作業をとっても経験やノウハウが問われる柔軟な仕事だと学びました。