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角田市農業振興公社  〒981-1505 宮城県角田市角田字大坊41
角田農業振興公社
 

平成28年度塾生の声!!~あぶくま農学校「土の塾」~

4日間という短い時間でしたが、あぶくま農学校「土の塾」の塾生として色々体験させて頂きました。初日には健土農場さん、森谷畜産さんから震災後の風評被害の話を聞いたり、行政と農業との繋がりが強くないと今後の為にならないと実感しました。私の実家では農業をしており、私も手伝っていますが角田の農業と実家の農業の異なる部分を比較しながら体験していました。将来自分が農業従事者になった時のイメージの一つになりました。

角田に来て良かったと思いました。角田の農家さんを尊敬しています。皆さんの心温かさ、親切さ、農業への情熱を肌で感じることが出来ました。「土の塾」に参加する前は、農業者は農業の事だけを考えているものだと思っていましたが、他の事と関連させて発展し進めていくのも重要だと思いました。自分の為でなく他人の事を先に考えて行動する事を角田の方から学びました。

私は梨農家さんの家で梨の収穫、選果等をさせていただきました。収穫ではたくさん木になっている中から選ばなければならず、しかも光の加減で色味も変わるので大変でした。肩から籠を抱え、足場の悪い中長靴を履いて作業し、梨一つの重さは大体500gとしても10個入れれば5kgになり、足腰の負担がとんでもないです。正直、農業をやりたいと盲目的になれるほど楽な仕事は一つもなく、心が折れそうな時もありますが受け入れ農家の皆様に支えられて頑張ることができました。ありがとうございました。

あぶくま農学校「土の塾」に参加し、実際に農作業を体験する事で農業のやりがい、大変さ、各農業のやり方、角田市の農業について知る事ができました。角田市の農業について気になっていた震災の影響は、私がホームスティさせて頂いた農家では被害はほぼなく、それより角田市全体の後継者問題のほうが今の課題だと聞きました。梨部会に後継者がいる農家さんは12組中2組しかいないそうです。それを改善する為には角田市の更なる活性化が必要だと思いました。

一人で農家の方の家にお邪魔して農業実習をさせて頂くというのは初めての体験だったので、初めは不安な事だらけでしたが、受け入れてくれた農家さんが家族のように接して頂いて、農業の事はもちろんですがそれ以上に大事な事を学ばせて頂いた気がします。「土の塾」を通して、角田市の農家さんの話を聞いて、同じ野菜や果樹でもこんなにやり方が違うのかと驚きました。土地や気候に合ったやり方を考えていくのが農業の楽しさであり、大変な所なのかなと思いました。

現在は角田市の野菜農家さんの所で研修に携わらせて頂いていますが、今回の「土の塾」で角田市の違う野菜農家さん所に実習させて頂き、同じ作物の栽培でも(例え;トマトでは、つり下げではなくネットを使用して誘引を行っている。又高設栽培にもチャレンジしている。)考えや段取りの違いを感じる事が出来た。自分も将来独立営農を考えており、自分の農業が出来るような農業者になりたいと改めて思いました。今回参加して色んな方と交流できた事が良かったと思います。