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角田市農業振興公社  〒981-1505 宮城県角田市角田字大坊41
角田農業振興公社
 

理事長あいさつ

角田市農業振興公社の創設について

 
理事長 黑須 貫
 角田市農業振興公社は、平成11年4月に発足しましたが、発足以前の角田市の農業は、昭和41年に発足した角田市農業振興協議会を媒体として、以後30数年間にわたり、行政と農協を初めとした農業関係団体が車の両輪の如く共通認識をもって地域の農業振興をリードし、全国に誇れる実績を上げてきました。
 しかし、高齢化・兼業化による農業従事者の減少などの農業構造、市場原理による流通、生産調整に特化した地域農政対策など農業を取り巻く環境が大きく変化し、また農協の広域合併による地域農政の不透明感などから、農業振興協議会体制への限界感が指摘されていました。一方国においても、戦後の農政の反省を踏まえ農政改革に着手し、新たな農政の展開を始めようとしていました。
 こうした状況を踏まえ、角田市では、これまでの行政、農業関係団体主導の地域農政を大きく転換し、意欲ある農業経営体をパートナーとした三者連携の地域農政推進システムとして「角田市農業振興公社」が設立されました。その後平成12年4月には社団法人の認可を受け法人化、平成25年4月には公益社団法人へと改組し、現在の公益事業を展開してまいりました。
 今後も、農業者からの経営改善、農地集積、新規就農などの各種相談や農産物の販売促進、東京都目黒区を中心とした都市との交流、あぶくま農学校などの事業を展開し、角田市の農業振興の一翼を担ってまいります。